2021-03-17 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
造林コストの縮減、これはこれまでも伐採と造林の一貫作業システムの導入が図られてきておりますけれども、加えて、この度の本法案においては特定母樹由来の苗木、いわゆるエリートツリーの導入をうたっているということで、非常に大事なポイントだと思っています。 そこで、伺いますけれども、特定苗木を用いたこの取組、具体的にどのように再造林を促進するのか。この点について、まずお伺いさせていただきたいと思います。
造林コストの縮減、これはこれまでも伐採と造林の一貫作業システムの導入が図られてきておりますけれども、加えて、この度の本法案においては特定母樹由来の苗木、いわゆるエリートツリーの導入をうたっているということで、非常に大事なポイントだと思っています。 そこで、伺いますけれども、特定苗木を用いたこの取組、具体的にどのように再造林を促進するのか。この点について、まずお伺いさせていただきたいと思います。
このため、農林水産省といたしましては、緑の雇用事業によりまして、林業の新規就業者に対する林業の知識等の研修でございますとか、現場技能者に対する植林、下刈り等の作業方法や安全についての研修を行いますとともに、造林作業につきまして、労働負荷の軽減、あるいは作業を少人数で行えるようにするような効率化のために、林業用の機械を、集材、搬出とあわせて、地ごしらえや苗木の運搬など造林作業に利用する一貫作業システム
森林資源を循環利用していくためには、主伐後の再造林を確保していくことが重要と考えておりまして、農林水産省として主伐後の再造林に対しまして、森林整備事業により国と都道府県を合わせて約七割の補助を実施するとともに、施業の低コスト化に向けた伐採と造林の一貫作業システムの導入などに取り組んでいるほか、平成二十九年度予算でも支援の拡充等を行っているところでございます。
また、伐採と造林の一貫作業システムの導入など、森林所有者の負担軽減にもつながる施業の低コスト化などに現在取り組んでおります。 二十九年度予算では、鹿等による被害に対応するための防護柵の改良とか、あるいは苗木を低コストでかつ大量生産できる施設の整備、こういったものへの支援が盛り込まれているわけでございます。
このため、農林水産省におきましては、森林整備事業による主伐後の再造林に対する補助を行うほか、コンテナ苗を活用した一貫作業システムの導入の推進、鹿被害に対する防護柵の設置や捕獲活動に対する支援などに取り組んでいるところでございます。あわせまして、再造林された森林の気象災害等への対策として、森林保険の加入促進にも努めているところでございます。
また、コンテナ苗を活用した伐採と造林の一貫作業システムの導入や、成長にすぐれた苗木の活用の推進による造林の低コスト化等を行っており、こうした事業の活用により、一層の環境整備を進めてまいりたいと考えているところでございます。
これを踏まえまして、林野庁といたしましては、製材工場等との協定に基づく販売などによる木材の安定的かつ計画的な供給の推進、木材生産が行われる箇所や施業の予定に留意した路網整備の効果的、効率的な実施、伐採と造林の一貫作業システムの拡大やコンテナ苗等の導入による低コスト化等に向けた技術開発やその普及等の推進などの取組をより一層積極的に進めていく考えであります。
また、供給面におきましては、川上から川下までの関係者による需給情報連絡協議会の開催等を通じた需給情報の共有、また施業集約化を進めるための森林の境界の明確化等の支援、路網の整備やコンテナ苗を活用した伐採と造林の一貫作業システムの導入などによる低コスト化に取り組んでいるところでございます。 こうした取組を通じまして、御指摘のとおり、林業の成長産業化を実現してまいります。